カルナック復活

私のカルナックレーサーシューズの靴底が剥れたとブログに掲載したところ、それを見た仙台の大学時代の友人から連絡が！ありました。その友人も同様の事件があり、接着剤で貼り付けて直したとの事。早速、同じ市川在住ということもあり、すぐさまお邪魔しました。接着材は２液混合のウレタン系接着材で、カートリッジの中に2液封入されており、専用ガンに装着して射出すると混ざったものが注射器の先みたいな所から出てくる仕掛けです。かなりバックリ剥れていたことに驚く友人。友人は私よりましだったらしく、取れかけたシューズは二人とも初体験状態です・・・靴底にたっぷり接着剤を塗布して貼り付け様としたらうまく行きません。なんか浮いています。実は接着剤は90秒硬化のもので、塗っているそばから硬化してしまい、押し付けられなかった事が判明。しかたなく思い切って全部靴底を剥がしてしまい、接着材を削ぎとってから再チャレンジです。今度はつま先から少し塗布してから押し付けて、硬化を確認してから徐々にかかとに移っていきました。結果はばっちり着きました！はみ出た接着材はすでに硬くなり、切り取り、ふき取りは難しい状態に・・・でも機能が回復しましたから万々歳です。自転車で1時間半ほど乗り足首を捻りながら、様子を伺いながら自転車に乗りましたが全然問題ない様子です。今回左足側が剥れましたが、右側のつま先が怪しい様子。でもまた剥れても直るかと思うと安心して乗れますね。
ちなみに直したカルナックシューズはかなり古く、ショップでちょっと現行販売のシューズを履いてみたところ、かかとのホールド感が全然良くなっていてびっくりです。つま先に余裕があってもかかとの遊びがぜんぜん無くて、脱げたりずれる感じが皆無でした。今までのシューズが直ってうれしい反面、ちょっと残念。
ちなみに今使っているタイムのペダルは実は借り物です。かしてくれた友人はもうこの世にはいません。大学の時にその友人はタイムのペダルを購入したのですが、オートバイ、ジェットスキーにはまり、レース活動する私にこのペダルを使って戦ってくれと無期限で貸してくれたものです。当時は私はルックの安いペダルを使っていましたが、タイムは非常に高価で学生の私には手がでませんでした。その友人も頑張って購入したペダルを快く送ってくれた気持ちがうれしくてペダルを変えることなく使い続けてきました。今となっては古くて、重くて、使うのを躊躇しますが、自転車が変わってもペダルを踏むとその友人を思い出し、学生時代の頑張ってた感覚が戻ってきます。このペダルはあと何年くらい使えるでしょうか・・・実のところは軽いペダルもそろそろ使いたいですけれどね。