2010年8月30日月曜日

葬式



29日の朝、妻の祖母が危篤と連絡が入りました。実は何度が危篤と聞いており、そのたびに持ち直してきました。ですが、今回は本当に危ないとの事で、義母、娘も連れて飛んできました。ついた時点で呼吸が苦しそうです。なんとかぎりぎり息をしているだけで、意識はもうありませんでした。先週看病に行った時はまだ、辛いかと聞くとうなずく元気がありましたが、もう目の焦点もあっていません。反応が無い祖母に義母、妻は必死に呼びかけています・・・12時25分、静かに呼吸が止まりました。義母の「息がとまっちゃた・・・息をしてないよー」と泣きながら抱きしめている姿が忘れられません。徐々に2〜3分ぐらいかけて心拍が弱まっていき、止まりました・・・お医者さんが駆けつけ、12時49分に死亡が確認されました。5年半という入院、転院生活は家族に負担となり、死んで欲しい、死んで欲しくないの葛藤の繰り返しでした。良くなってくれればと、病院の薦めるままに胃ろうをしましたが、いまとなれば失敗で、本人は意識がハッキリしているのに寝たきりになり、本人もつらく、家族も大変でした。今思えば、食べられなくなった時点で本当はだめなんだなあとつくずく思います。亡くなってからが大変で、義母しか身寄りのいない祖母の為、義母が段取り、処理する事となり、一緒にかなり飛び回りました。業者を転々としている中、葬儀のことがよく分からない自分達にいろいろな人が教えてくれ、指導してくれたおかげで義母となんとか通夜一時間前に段取りがなんとか済みました。人の優しさと勉強になった二日間でした。それにしても亡くなった日が友引だと業者がぜんぜん動いてくれず、次の日に通夜だと、本当に忙しくなってしまい、かなりあたふたしました。葬儀自身は友引に行わなくても業者さんは対応して欲しいものです・・・

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